Minnano Nihongo Bài 3: Phần dành cho giáo viên

PHẦN NÀY DÀNH CHO GIÁO VIÊN

GIÁO TRÌNH MINNANO NIHONGO

 

第 3 課

Ⅰ.    ここは食堂です。

1)基本文法事項:

・第3課では、まず場所を指す指示代名詞について、学習する。「こそあどの規則」については第2課の表 に従って教える。

・上の例のように話し手、相手とも同じ場所にいると認識している場合は「ここ」を使う。 ここは    教室です。  ここは  伊東市です。  ここは  日本です。

・場所の指示代名詞では、話し手の領域が「ここ」、相手の領域が「そこ」という他に、「そこ」の場合は話 し手、相手、双方から少し離れた場所(中称)を「そこ」という距離的な言い方も入ってくる。

そこは  社長のへやです。      事務所は  そこです。

・「ここ」「そこ」は話の中での場所、時間をさす場合もあるが、初級の段階では実際の場所のみとする。 ここは    大事なところです。  事  ここに至って、      ここ  2,3日

そこを  注意してください。  そこは  あなたに  関係ない。

・「ここの」「そこの」「あそこの」の場合、単に場所だけを指すだけでなく、店の名前、会社の名前、特定 の場所を指す場合もある。

ここの  ラーメンは  おいしい。   そこの  野菜は  安い。       あそこの  店員は  感じがいい。

(この使い方から、「どこの~」という疑問詞が単に場所を聞くだけでなく、「~」が作られた会社、国を 聞く疑問詞になっていると考えられる。)

2)教え方のポイント:

・話し手の領域を指して「ここは」という場合は実際にはほとんどない。「ここは」は話し手、聞き手双方 の場所を指して言う場合がほとんどで、学習の場合も教室、伊東市、静岡県等 双方がいる場所を使って 教える。

・あるいは、次の文型Ⅱ.のように 特定の物を主題にしてその場所を言う言い方「電話は あそこです。」 のような言い方をしながら「ここ」「そこ」「あそこ」の概念を理解させていく。

Ⅱ.  電話は  あそこです。

1)基本文法事項:

・ある物、人を主題にあげて、その物、その人が存在する場所を述語として述べる文である。ここでは場所

を指す名詞に指示代名詞が使われているが、場所を示す名詞、行為を示す名詞などを使ってもよい。

文型Ⅴ.では   「事務所」という名詞が使われている。

お手洗いは  あそこです。                父は  会社です。

母は  買い物です。                      おばあさんは  洗濯です。

「父は 会社です。」等の言い方を取り上げ、本来「N1はN2です」の文型はN1=N2でなければならず、 その意味から日本語は文法的にかなりいい加減だとよく取りざたされるが、決してそうではなく述語にお いて場所を指しているとわかりさえすれば立派にその意味を果たしていると考えられる。言語はその伝達 において誤解が生じなく、かつ簡略をよしとすればこの言い方はむしろ良いとも言える。

2)教え方のポイント:

・文型Ⅰ.は指示代名詞「ここ」が主題として取り上げられた文であり、文型Ⅱ.は指示代名詞が述語とし て使われている文である。文のバリエーションの練習で主語、述語を入れ替える学習をしてみると、文型 Ⅰは可逆可能であるが、文型Ⅱは可逆できない。「あそこ」は指し示す範囲がある程度広くなるので指す 物がある程度大きくないとおかしな文になってしまうからである。日本人にとって当たり前のような事も おかしな例を取り上げながら説明すると、言葉の理解を深めるのに役立つ。

Ⅲ.  ここは  新大阪ですか。  ・・・・・・・  はい、そうです。

1)基本文法事項:

・第1課の文型Ⅲ.「N1はN2ですか。」の文型でN1に場所を指す指示代名詞が使われている文型であり、 N1の場所を確認する疑問文である。疑問詞のない疑問文であるから、答えには「はい」「いいえ」を必 要とし、肯定の場合は「はい、そうです」であり、否定の場合は「いいえ、そうじゃありません」になる。

2)教え方のポイント:

・絵カードなどを用いながら、「ここは  公園ですか。」「ここは  駅ですか。」等質問しながら進める。 Ⅳ.    お手洗いは  どこですか。  ・・・・・・・  [お手洗いは]  あそこです。

1)基本文法事項:

・文型Ⅱ.において場所を指す代名詞が不明のとき(N1がどこにあるのか不明のとき)場所を指す代名詞 の代わりに、不定の場所を指す代名詞「どこ」に置き換えて、N1がどこにあるのかを聞く疑問文である。

・「どこ」の代わりにより丁寧の語感をもつ「どちら」を使ってもよい。「どちら」は方向を聞く疑問詞であ ると同時に場所を聞く疑問詞の丁寧形でもある。

・「どちら」が「どこ」の丁寧形として使われると同様に本来、方向を指す指示代名詞「こちら」「そちら」

「あちら」がそれぞれ「ここ」「そこ」「あそこ」の丁寧形として使われる場合もある。

・「お手洗い」は「手洗い」に敬語を表す接頭語(prefix)「お」がついた語であるが、ここではトイレのこ とを「お手洗い」というだけにし、詳しくは文型Ⅶ.で説明するようにする。

2)教え方のポイント:

・デパートの売り場のイラスト、伊東市の地図、日本の地図を使いながら、それぞれの売り場、食堂など、 また市役所、警察、公園等あるいは日本の大都市、名所旧跡、国立公園等を生徒に質問し地理の勉強をし ながら日本語の勉強をすると興味を持たせることができる。

Ⅴ.  山田さんは  どこですか。 ・・・・・・・  事務所です。

1)基本文法事項:

・文型Ⅳ.の形でN1が人に代わって、その人が今どこにいるかを聞く文である。この時N1が話し手の目 上の人であったり、上司の人であった場合は「どこ」ではなく「どちら」を使う方がベターである事を教 える。むしろ日本語学習者にとってはN1が人の場合「どちら」を使った方が良いと教えた方がいいかも しれない。

・N1が現在話し手の相手の場合、この文は相手の住んでいるところ、あるいは相手の出身地を尋ねる文に なることも余裕があれば教える。

2)教え方のポイント:

・職場のイラスト、公園で過ごしている人たちのイラスト等を使いながら特定の人を探させながら発話をす

すめる。

Ⅵ.  エレベーターは  どちらですか。・・・・・・・そちらです。

1)基本文法事項:

・この文型は文型Ⅳ.「お手洗いは  どこですか。」の文の疑問詞「どこ」を丁寧語である「どちら」に代え た文である。「どちら」については先述の通りで、N1がものの時でも外出先等で場所を聞く場合は「ど ちら」を使う方がいい事を教える。教え方のポイントは文型Ⅳ.と同じなので割愛する。

Ⅶ.  [お]国は  どちらですか。・・・・・・[わたしの  くには]アメリカです。

1)基本文法事項:

・文型Ⅴ.でふれた通り「どちら」を使って相手の国籍  country、出身地  hometown、出身学校  graduate  school、 勤務先  company、住居  home  等を聞く文である。相手の国籍を聞く場合は「(お)国」出身地を聞く場合は

「(お)生まれ」住居「(お)住まい」となることを教える。

・「お国」の「お」は体言、用言の上について、尊敬、謙譲、丁寧の意味を表す接頭語 prefix である。 尊敬を表す・・・・「お顔」「おわかりになる」 謙譲を表す・・・・「お手紙を差し上げます」「おはずかしい」「お願いいたします」 丁寧を表す・・・・「お国」「お生まれ」「お米」「お天気」 初級においての「お」については私たちが普通に使う最低限の名詞(お米、お水、お金、お手洗い、お菓 子等)に留めあまり詳細にこだわらずに進めたい。

2)教え方のポイント:

・「わたしは  日本人です。」→「ミラーさんは  アメリカ人です。」→「わたしの国は  日本です。」「ミラ ーさんの国は アメリカです。」という会話で国の意味を理解させ、どこの国から来たのか言わせる。

・同様にして「出身地」「住居」等を聞きながら発話を進める。

Ⅷ.  それは  どこの  靴ですか。・・・・・・・[これは]  イタリアの 靴です。

1)基本文法事項:

・「N1のN2」の文型において、N1が国名、土地名、会社名でN2が製品名の場合格助詞「の」は「N1で 製造された、作られた」の意味を表す(N2     made in N1の意)。逆にある物がどこで製造されたもの、 どこで作られたものであるかが不明でそれを聞く場合はN1を場所を聞く疑問詞「どこ」に代えて「どこ の~ですか」と聞く。文型Ⅷ.はそういうことで「ある製品」の製造元を聞く疑問文である。

2)教え方のポイント:

・手近な品物(電子辞書、腕時計、かばん等)を使ってどこの製品かを聞いたり、聞かせたりしながら発話 を進める。あるいは日本各地の名産品をあげながらその生産地を言って行っても面白い。

静岡のみかん、新潟のこしひかり、伊東のひもの、トヨタの自動車、NEC       のコンピュータ

ー Ⅸ.    この  時計は いくらですか。・・・・・・・[それは]18,600円です。

1)基本文法事項:

・第一課の文型Ⅶ.

で「何+助数詞」があるものの数量を聞く疑問詞であること、従って「何円」はあるも のの値段を聞く疑問詞であること、しかし実際は「何円」はあまり使われず「いくら」という場合が多い と説明したが、この文型はその値段を聞く疑問詞「いくら」を使って物の値段を聞く疑問文である。

・この「いくら」も丁寧形の「おいくら」があることを教えても良い。 2)教え方のポイント:

・日本では相手の品物を見てその値段を聞くことはあまりしないことを教える。どうしてもその値段を聞き たい場合は「いくらくらい」を使う事を教える。

・第一課では1,000代までの数字を教えたがここでは100,000代ぐらいまでの数字を教える。こ の時の教えるポイントは、「十、百、千」の単位は繰り返し使うこと、9,999及び99、999、9 99を超えると大きな単位「万」「億」が使われることを教える。学習するときに使用する数字は小さい

数字では  年齢、日用品の値段、中くらいの数字で電気製品、自動車の価格、大きな数字で国の人口、面

積、土地の値段等を使うと教えやすい。

 

 

 

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