shakaigaku: 社会学

社会学 で学ぶことの解説

私たち人間は、社会を作り、社会の中で生きています。社会学とは、私たちをとりまく社会と人との関係、社会での人と人との関係、社会で起こっている事象、社会の構造などについて、さまざまな角度からアプローチし、考える学問です。
勉強するにあたっては、社会学とは何かや、過去の研究成果などに加え、フィールドワークを含めた社会調査や調査結果の統計処理など社会学研究の手法も学び、最終的には、自分で社会の事象に関する問題を設定し、調査し、考察します。
社会全体が研究対象であるため、テーマは流行、宗教、文化、都市、犯罪、差別、福祉、家族、国際社会、情報、マスコミ、コミュニケーション、集団、組織、労働、遊び、社会制度、モラル、環境問題等々、非常に多様です。
そして、たとえば同じ宗教に関する研究でも、宗教は社会の秩序を保つのにどのような役割を果たしているのか?といった問いも可能であれば、人はなぜカルト教団に走るのか?といった問いも可能です。また、人は社会的動物であるにも関わらずなぜ社会との関わりを断とうとする引きこもりの問題が生まれたのか?を研究するのも社会学です。アニメやオタク文化といったサブカルチャーについて研究するのも社会学なら、アメリカと日本の社会構造の違いや近代社会の特徴というような、社会の特質について研究するのも社会学です。社会的行為とは何か?社会の秩序とはどういうものか?といった基本的な問題にも取り組みます。
さらに社会学は、これまで気づかなかった社会の仕組みに光を当てる役割も担っています。たとえば現在ではすっかり定着した「ジェンダー」という言葉があります。ジェンダーとは社会的・文化的に作られた性的役割や性的な在り方のことですが、社会学がジェンダーにスポットを当てるまで、「男らしさ」「女らしさ」が社会によって規定されるという考え方はありませんでした。研究者それぞれが自分の問題意識に従って研究テーマを発見し、研究を通して社会の本質を解き明かしていくのが社会学なのです。

学部・学科選びのヒント

社会学部や社会学科をはじめ「社会」のつく学部や学科で学ぶことができます。ほかに、「人間科学科」「人間関係学科」など「人間」の名称のつく学部・学科やコース、「行動科学科」「行動文化学科」など「行動」の名称のつく学部・学科やコースで学べる大学もありますので、コースや専攻、課程などまで調べてみましょう。

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